08 April, 2017「花散る」("Hana-chiru")

海岸通りの瀟洒なビルの2階に素敵なセレクトショップを構えていた知人がいる。

彼女のショップでは、フランスのデザイナーから直接取引で買い付けている着心地の良い服を扱っており、顧客には作家さんや著名な方々もいて、一見、経営は順調そうに見えた。

しかし、つい先日、突然、閉店の知らせが届いたのだ。

彼女の夢であり、生きがいであったショップ経営を断念せざるを得なくなったことについては、とても気落ちしていたが、バイタリティのある彼女のことだから、

きっと、再び返り咲く日がくるに違いない。

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本日の季語

「花散る」

06 April, 2017 (Mon.)「苺」(”Ichigo”)

春になると、大橋鎭子さんが上梓された『すてきなあなたに』(暮しの手帖社)の中の一編を思い出す。中年の男性たちが喫茶店で恥ずかしそうにショートケーキを注文する場面の描写だ。

この季節になると、書棚からひっぱり出してきて読み返したくなる。

そして、無性にショートケーキが食べたくなるのだ。

だから、私にとって、苺のショートケーキは季節ものだ。

クリスマスケーキではない。

まぎれもなく、春の食べ物。

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本日の季語

「苺」

02 April, 2017 (Sun.)「花の宴」(”Hana-no-Enn”)

友人主催のお花見会に参加させていただいた。

友人のKarinは、オープンな人柄で、交友関係がとても広いのだ。

そんな彼女の影響を受け、最近は、気乗りしないような場所へも

すすんで顔を出すようにしている。

知らない顔ぶれのなかで緊張しきりだったけど、こんな会もまた良し。

ぎこちない会話や、普段はしないような話題も飛び出して、新鮮な体験をできるから。

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本日の季語 

「花の宴」(はなのえん)

桜を愛でる酒宴のこと。

01. Apr. 2017(Sat.)「初日記」(”Hatsu-Nikki”)

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記念すべき初タイトルは、やっぱり、「初日記」を使いたかったのだ。

4月に入ってからつける日記も、「初日記」っていっていいのかな。

それとも、1月だけ?

 

「古日記」という季語もあるんだって。ロマンチックだな。

 

これから、好きな人と焼肉デート。

このところ、肉絶ちしていたので、楽しみだな。

ハラミと中落ちカルビを、たらふく食べよう。

 

 

**本日の季語** 

「初日記」(はつにっき)

新年になって初めて日記をつけること。